タイヤの寿命は保管で変わる?サマータイヤ・スタッドレスの保管術を紹介

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タイヤは決して安い買い物ではありません。だからこそ、できるだけ長く、安全に使いたいと思うのは当然のことです。でも実は、タイヤの寿命を大きく左右するのは「使い方」だけでなく「保管方法」なんです。

間違った保管方法では、使っていないタイヤでもひび割れや劣化が進み、せっかくの溝が残っているのに使えなくなってしまうことも…。今回は、サマータイヤもスタッドレスタイヤも長持ちさせる正しい保管術と、便利なタイヤ保管サービスについてご紹介します。

【タイヤは「保管」で寿命が変わる!】なぜ正しい保管が重要なのか

タイヤはゴム製品なので、使用していなくても時間の経過とともに自然に劣化していきます。しかし、保管環境を整えることで、その劣化速度を大幅に遅らせることができるのです。

タイヤ劣化の主な原因

  • 紫外線:太陽光に含まれる紫外線がゴムを硬化・ひび割れさせる
  • 温度変化:高温や急激な温度変化がゴムを劣化させる
  • 湿度:高湿度環境や結露がカビや腐食の原因に
  • 汚れ:泥や融雪剤などの付着物が化学変化を引き起こす
  • 圧迫:不適切な置き方による変形

これらの要因を避けることで、タイヤの寿命を2~3年延ばすことも可能です。つまり、正しい保管術を知ることは、長期的な節約にもつながるのです。

【基本の保管術】サマータイヤ・スタッドレス共通の保管ポイント

1. 保管前の準備が肝心

洗浄と乾燥は必須作業

  • 水洗いでしっかり汚れを落とす(特に融雪剤や泥は重点的に)
  • 溝の奥の小石や異物も取り除く
  • 完全に乾燥させてから保管(湿気は大敵!)
  • タイヤワックスなどの油性成分は避ける

2. 保管場所の選び方

理想的な保管環境

  • 直射日光が当たらない場所
  • 風通しの良い場所(密閉は避ける)
  • 温度変化の少ない場所(10~25℃が理想)
  • 湿度の低い場所(60%以下が理想)

NGな保管場所

  • ベランダなど屋外(雨風・紫外線にさらされる)
  • 暖房器具の近く(高温になる)
  • 密閉された物置(湿度が高くなりがち)
  • 地面に直置き(湿気を吸いやすい)

3. 保管方法の基本

ホイール付きの場合

  • 空気圧を半分程度に調整(完全に抜くのはNG)
  • 平積みで保管(重ねすぎは4本まで)
  • 1か月に1回程度、上下を入れ替える

タイヤのみの場合

  • 縦置きで保管
  • 定期的に向きを変える(3か月に1回程度)
  • タイヤラックを使用すると形崩れを防げる

4. 保管用品の活用

タイヤカバー

  • 紫外線や汚れから保護
  • 通気性のある素材を選ぶ(ビニールは避ける)

タイヤラック・タイヤスタンド

  • 地面からの湿気を遮断
  • 型崩れを防ぐ
  • 省スペースで整理整頓

【スタッドレスタイヤの保管】夏場の注意点

夏場の高温対策

温度管理が最重要

気温が30℃を超える真夏日が続く時期は、特に保管場所の温度に注意。スタッドレスタイヤの柔らかいゴムは高温で劣化が加速します。

  • エアコンの効いた室内が理想
  • 屋根裏や物置は避ける(50℃を超えることも)
  • 扇風機などで空気を循環させる

保管期間中のチェック

月1回の点検を習慣に

  • ひび割れや変形がないかチェック
  • カビや異臭がないか確認
  • 保管場所の湿度・温度をチェック

【サマータイヤの保管】冬場の注意点

結露対策

湿気は大敵

  • 除湿剤を活用
  • 定期的な換気
  • 暖房で急激に温度を上げない

春の取り付け前チェック

保管明けの点検項目

  • ひび割れ・硬化の確認
  • 空気圧チェック
  • 異物の除去
  • バランス調整(必要に応じて)

【便利なタイヤ保管サービス】プロに任せる安心感

SKタイヤサービスでは、夏用・冬用タイヤの交換時期に合わせて、お客様のタイヤを安全に保管する「タイヤ保管サービス」をご用意しています。保管スペースが必要な方や、タイヤを保管する場所に困っている方に最適なサービスです。
大切なタイヤを安全に保管し、次のシーズンにすぐに取り出せるよう対応いたします。

メリット 詳細
専門環境での保管 温度・湿度が管理された専用倉庫で保管し、紫外線や汚れから完全に保護。プロによる適切な管理でタイヤを最良の状態に維持します。
手間なし・安心 重いタイヤを運搬する必要がなく、保管場所の心配も不要。次回交換時はスムーズに取り付け可能です。
コストパフォーマンス タイヤ寿命の延長によりトータルコストを削減。自宅保管用ラックや場所代と比較してもお得で、一般的な料金は半年で8,000円~15,000円程度です。

スクロールできます

当店のタイヤ・ホイールセットお預かり料金

料金区分 1本 4本
軽四・乗用車 ¥1,250(税抜) ¥5,000(税抜)
RV車 ¥1,750(税抜) ¥7,000(税抜)

【こんな症状は要注意】保管方法見直しのサイン

危険信号

  • ひび割れ(1mm以上の深いもの)
  • 硬化(指で押しても弾力がない)
  • 変形(平らな部分ができている)
  • カビ・異臭
  • コード露出(内部の繊維が見える)

要注意信号

  • 表面の細かいひび割れ
  • ゴムの色あせ
  • 保管場所での結露
  • 異物の付着

【まとめ】正しい保管でタイヤを長持ちさせよう

タイヤの寿命は「使い方」と「保管方法」で大きく変わります。

保管のポイントをおさらい

  • 洗浄・乾燥してから保管
  • 直射日光・高温・高湿度を避ける
  • 適切な置き方で変形を防ぐ
  • 定期的な点検で状態をチェック

保管が不安な方には

  • タイヤ保管サービスで安心確実
  • プロの環境で最適な状態をキープ
  • 長期的なコスト削減効果も

正しい保管術を身につけて、大切なタイヤを長く安全にご使用ください。保管場所でお困りの方や、プロによる管理をご希望の方は、ぜひ当店のタイヤ保管サービスをご利用ください。

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